利益を得始めたら、慎重に倍率を上げていこう!

上手なリスク管理が肝要です

信用取引を行うために、証券会社に差し出す現金や有価証券のことを委託保証金と呼びますが、これには維持率が設定されています。ほとんどの証券会社が25%に設定しているこの委託保証金維持率を、現在の担保価値が下回ると追証が発生してしまいます。追証とは追加保証金の省略名であり、これを拒否すると強制的にポジションが解消されてしまうので要注意。
追証は信用取引利用者にとって恐ろしい事柄ですから、何としても発生を防がなければなりません。その有効な手段は倍率を目一杯上げないことです。倍率とはレバレッジ倍率のことで、日本の信用取引においては最大3.3倍となっています。この倍率が高まるほど、その取引はハイリスクハイリターンな性質を帯びます。相場に慣れたベテランですら、一歩間違えれば大きな損失を出してしまいますから、慣れないうちは低倍率での運用が求められます。

レバレッジ倍率を上げる前にロスカットを覚えよう

信用取引の最大の魅力はレバレッジ取引が可能なことです。我が国におけるレバレッジ取引の最大倍率は3.3倍。FXでは最大20倍ですが、信用取引においては3.3倍が上限となっています。
レバレッジ倍率を上げることで、僅かな資金でも大きな取引が可能となりますが、いきなり最大にしてしまってはすぐ市場から退場する羽目に陥ってしまうことは確実。まずは最大2倍程度で、信用取引に慣れていくことが大切です。
レバレッジ取引を行う上で気を付けるべきことは、リスク管理。常に追証発生ラインを意識して、賢く運用していくことが求められます。
リスク管理のなかでも特に重要となるのが、ロスカットです。ロスカットとは、相場の動きが思惑から外れた際に行う反対トレードのことで、損切りとも呼ばれます。損失を確定させることは非常に心理的ダメージが大きいですが、信用取引においては僅かな躊躇が命取りとなります。
ロスカットを機械的に行えるようになれば、トレード上級者の仲間入り。レバレッジ倍率を上げても問題無くなっているはずです。

信用取引の手数料を甘く見てはいけません。なぜなら利益が出ても、手数料でごっそり取られる事があるからです。

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